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施工後のお手入れについて【アフターメンテナンスブック】

植物の手入れについて

お引越しの直後、ほとんどのお客様は「植物がもっとしっかり植わって欲しい」と思われるのではないでしょうか。けれど、植木に関しては将来に完成する姿(10年後)を思い描いて私達は施工させていただいております。そこでまず、私達が仮の姿で引き渡した植物たちを、お客様が本当に美しい形に仕上げるための、お手入れの方法をお話したいと思います。

1.庭木の水やり

(1)目的

植物は根から水分を吸収し、葉からの蒸散作用によって水分を放出しています。日照りなどによって吸収より蒸散の方が上回ると、葉が萎縮・落葉し、枯れてしまいます。樹木が正常な生育をしていくためには、蒸散と吸収のバランスが保てるよう、水やりをすることが必要です。

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(2)方法

水やりは、回数少なく一度にたっぷりが基本です。葉や茎には適当な湿り気を与える程度にしてください。ただし夏場、直射日光の強いときに葉に水をかけると水滴がレンズの役目をして葉が焼けてしまいますから、夏場の日中は、葉には水を絶対にかけないようにしてください。

水の量は夏は多く、冬は少なく

夏場(7月~9月)の水やりの量の目安としては、植え込みの場合、1m²当たり10リットルです。水道の蛇口を全開にして、1分程度、放水し続けてください。植え付け直後は、1日に2回の水やりが必要です。朝方は午前9時まで、夕方は午後5時以降に行ってください。日中の水やりは厳禁です。日中に水やりをすると、あげた水が気温の上昇でお湯となり、根腐れの原因となります。夕立などが降った後は、土の状態を見て、乾いていれば水をやります。


冬場(12月~3月)は、晴天が続いたとき以外、水やりの必要はありません。ただし、植え付け直後の常緑樹は、冬場でも水が必要です。冬場の水やりは日中(午前10時~午後2時まで)に行ってください。夕方に水をやると、夜半の冷え込みで水が凍り、根を傷める場合があります。

また、樹木の生長に応じて水の量を減らします。
樹木が土に完全に根付いた頃(植え付け後2年位)からは、夏場、又はよほど晴天の日が続いた時以外、水やりの必要はありません。その頃になると、水のやりすぎは、根が腐る原因となります。

ただし、プランター、花壇、ハンギングバスケットなどは、土の量が少ないため定期的な水やりが必要です。屋上やベランダは、条件が違いますので、別の項目で取り上げます。

2.施肥について

(1)目的

肥料を与えなかったために樹木が枯れるということはありません。しかし、樹木の体質を強化して、丈夫な樹木に育て上げるためには、その成長過程で肥料を与える必要があります。

(2)方法

植え付け後1年は肥料を与える必要はありません。
根がしっかり張る前の樹木に肥料を与えると、根が傷み、樹木が弱ってしまう事もあります。肥料は植え付け後2年目の冬からやり始めてください。
冬場(12月~2月)に与える寒肥は、春の芽出しを助け、その後の生育を盛んにするために施します。
肥料には油粕や鶏糞など遅効性のものを選んでください。

玉物及び寄せ植え

地面に肥料を散布し表面の土をよく混ぜる。

肥料は一度にやりすぎない事。花を観賞する樹木には、翌年も良い花を咲かせるために花がすんだ後で、肥料を与えてください。(お礼肥といいます)

一本立ち樹木の場合
(輪状施肥)
なるべく深く施肥する
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3.樹木の刈り込みや剪定

(1)目的

生垣は刈り込むことによって目をつまらせ、目隠しの効果を大きくします。剪定をする事で日当たりや風通しを良くし、病気・害虫がつきにくくなります。

(2)刈り込み、剪定の時期

針葉樹10~11月頃春先
常緑樹=春の新芽が伸びる5~6月頃と生長が休止する9~10月頃
落葉樹=新緑が出揃って葉が固まった7~8月頃と落葉後の11~3月頃

ただし、花木の場合には、より多くの花を咲かせることが目的となりますから、花芽の分化時期と位置に注意して剪定する必要があります。
樹木の剪定は、なるべく私たち専門の造園業者に作業を依頼してください。

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4.病害虫の防除

(1)時期・回数

病気や害虫の発生時期は、それぞれの病原菌、害虫の種類及び天候状態などにより異なるため、防除の時期は一定ではありません。又、使用する薬剤も多種多様ですから、私たち専門の造園業者に問合せください。(年3回がベスト)

(2)方法

a.作業はなるべく涼しい時間帯に行ってください。

b.散布量は、指定の濃度に正確に希釈混合したものを、枝葉の表裏両面に細かい水滴が着く程度にムラなく均一に散布してください。ボタボタと水滴が落ちるほど散布してはいけません。

c.作業時には、風下から風を背に受ける形で、風上に向かって歩くように散布してください。

d.雨模様の時や、日照りが続いたとき、及び強風の時には、作業を控えてください。

5.支柱設置と取り外し

(1)支柱設置の目的

支柱は樹木を植栽したときや移植をしたときなど、まだ根が十分に張っていないとき、強風などにより、新しく張り出した根が切断されたりする被害を防ぐために設置します。

(2)取り外し時期

支柱を長い間設置しておくことは、美観上も好ましくないばかりでなく、樹木にしゅろ縄が食い込んだり竹の支柱などでは支柱そのものに腐りを生じてきます。ですから、樹木が自立して生育できるようなったら取り外してください。取り外し時期は、竹や丸太の支柱材に腐りが生じてボロボロになった頃を目安にしてください。

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6.芝生管理

芝生のメンテナンスには、芝刈り・施肥・病害虫防除・目土掛け・エアレーション・ブラッシング・水やりなどがあります。

(1)芝刈り

高麗芝・野芝の場合、5月中旬から10月中旬にかけて、年間7回程度は芝刈りをしてください。又、秋から翌春にかけて生育する越年性雑草が多く発生した場合は、冬期刈り込みをして、雑草の結実を防いでください。西洋芝の場合は、4~6月と10~11月が芝刈りに適しています。

刈り込みの高さは、春、芽が出る時期には枯葉の除去もかねて低く刈り込み、生育に合わせて、徐々に高くしていき、期間中2~3cmの刈り込み高を保ってください。芝草は、直立茎が長く伸びた後に刈ると葉が除去され、外見上美しくないだけではなく、踏み圧に弱くなります。刈り込みによる葉の除去は定芽を残し、現在の葉の2/3は残すようにしてください。

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(2)芝生の施肥

美しい芝生を長期間維持していくためには、年3回以上の施肥が必要になります。
1回目 晩秋に耐寒性を強め春の芽出しを良くするために遅効性肥料を施す。(元肥)
2~3回目 4~6月の間に速効性肥料を施す。(追肥)
1回目の施肥量はなるべく少なく、何回にも分けて施肥する方が有効です。施肥は、芝生面にムラのないよう均一に散布するとともに、アプローチなどの舗装面に散らばらないよう注意してください。肥料の流亡や雑草の肥料吸収を防ぐため、芝刈り・除草後に肥料を散布するとより効果的です。

※注意雨が降った直後で葉が濡れているときは肥料が葉の面に付着して、肥料やけを起こすので施肥作業を行わないでください。又、地表面が乾燥しきっているときにも、作業をしないでください。

(3)目土掛け

芝生に3~6mmの厚さに薄く土をかける作業を目土といいます。
目土の目的は、芝生の凸凹を直す、浮き上がった株を抑えるなどです。
目土には雑草の種が混ざっていない土を選びます。(山砂・川砂・除塩海砂)目土は一般的には春先の芝生が青くなるまでにしますが、その後も必要に応じて行ってください。(夏場を除く)
目土した後、肥料も与えると良いでしょう。

(4)芝生の病害虫

芝生の病害には、サビ病・黄化病・ブラウンパッチなどがあり、外観を損ない、生育を低下させ、枯死させます。虫害には、線虫・ヨトウ虫・コガネムシ類などがあります。それぞれの対策については、私たち専門の造園業者にお訊ねください。

(5)水やり

芝の水やりは、あまり多くしすぎると、雑草の発芽・浸入を助けたり、土壌の養分を流出させたり、病害虫の発生を促すなどの悪影響があるので、注意してください。水やりは特に夏の暑い時期は、なるべく早朝に行ってください。水やりの量の目安は、6.0リットル/m²です。

(6)エアレーション

エアレーションは、土壌の通気を良くし、芝の老化を防ぎ、水分の浸透を良くする為に、芝生地に穴や、切れ込みを入れる作業です。

エアレーションの時期は、高麗芝などの場合、新芽の動き出す3~4月に行います。目土掛けの直前に行うと効果的です。

エアレーションの方法は、スパイクを回転によって土中に差し込み、土壌をえぐり取ります。(コアリングといいます)

コア(穴)の深さは、7~10cm程度、間隔は5~15cm程度で芝生全面に、ムラなく行ってください。

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(7)ブラッシング

ブラッシングは、水平に伸びた芝生を立て、刈り込みの効率を高めたり、枯死した芝生を除去することで、芝生の更新を促すために行います。生育期間中、刈り込み前に行ってください。
ブラッシングの方法は、レーキ、ホークなどを使って、芝生面を丁寧に回数を多く引っかきます。発生した枯葉、枯茎は、すぐに処理し、ブラッシング後はきれいに清掃してください。

7.屋上・ベランダガーデンのメンテナンス

(1)清掃

屋上の漏水事故のほとんどは、ルーフドレイン(排水溝)の目詰まりで、屋上面がプール状態になり、防水層の立ち上がりを水が超える事によって起こっています。
落ち葉や土壌、ビニール袋など、ルーフドレインを詰まらせる原因になるものは、こまめに清掃して取り除いてください。

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(2)落下事故の防止

手すりの外側には、絶対に鉢を掛けてはいけません。格子構造(ラチス)の手すりでは、その隙間から物が落ちる場合があります。風の強い日には風にあおられて、屋上・ベランダから外に物が飛び出す場合もあるため、プラスチック皿など、軽くて飛散しやすいものは、収納しておいてください。又、吊り鉢などはベランダの端には吊るさないよう心がけてください。

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  • (1)ハンギングは、はずしてできれば室内へ。
    室内に入らなければ、下に降ろして複数の鉢と交互にしばっておく。
  • (2)トレリスは結束を再確認。
    不安ならばはずして室内へ。
  • (3)手すり側は特に風が強いので、ベランダの内側に移動する。
    枝葉はしばっておく。

(3)植物の管理

生育による樹木の大幅な重量増加は、建築構造にとって好ましいものではありません。ですから、地上よりも頻繁に剪定をする必要があります。草花のローテーションに合わせた植え替え、生育に応じて、一回り大きな鉢への移し替えなども必要です。

(4)冬の寒さから植物を守るには

寒い日には、夕方、鉢をビニールで覆ったり、ダンボール箱を被らせておき、日中は外すか、ビニールを半分以上まくり上げて、通風をしてください。園芸棚をすっぽり覆って、簡易温室にしてしまうのも良いでしょう。ただし、温度の上がりすぎ、通気性の悪化を防止するため、通気穴を必ず開けてください。

(5)日よけ・高温対策

夏場のベランダは強い直射日光に加え、エアコンからの熱風、コンクリートの蓄熱、照り返しなどで異常高温になり、夜になっても温度が下がりません。

植物のある部分には、すだれや寒冷紗などを張り、日よけをして下さい。他にも、アサガオやヘチマなどの一年生ツル植物を這わせると、やさしい日よけが作れます。

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(6)屋上・ベランダの水やり

屋上・ベランダでは地下からの水分上昇がないため、そこにある土壌に保持されている水分が無くなってしまうと、枯れてしまいます。特にコンテナに植えられた植物は短時間で水分が無くなってしまうため、常に様子を見て水やりをする必要があります。
水やりは日をあけて、たっぷりとあげてください。
時間帯は、日中を避けて朝に行ってください、夕方に水やりをすると植物の徒長を招くのですすめられません。特に冬場は夕方に水を与えると、鉢やプランターなどでは、四方から寒さが伝わり凍結を起こす恐れがあります。

鉢やプランターなどでは、土の表面が完全に乾いてから、水が鉢底からあふれ出るまでたっぷりと与えることが基本です。乾き具合を見ずに毎日水を与えてはいけません。

コンクリート製品などの手入れについて

植物と違って、コンクリート製品などは、引越しの時が最も良い状態になっています。それに、それらの製品の持つ性質から、どうしても避ける事のできない劣化も起こってきます。けれど、ちょっとしたお手入れひとつで長い期間、引越し時の状態を保つことも可能なのです。

1.経年劣化の代表例

(1)インターロッキング舗装

最近、安価でしゃれているということから、エクステリア工事で施工されることの多いインターロッキングですが、下地にクッション砂だけを使っているという性質上、使用する頻度の高い場所が沈んだり、目地の間から雑草が生えてくる。という欠点があります。

(2)ブロック積みやレンガ積み

施工後、しばらくすると、目地の部分から、白い粉のようなものが広がってきます。これは、モルタルの中の水に溶けたアルカリ成分が乾いて、白い結晶として残る為起こる現象で、白華(はっか)と呼ばれています。特に冬に起きることの多い現象です。(詳しくは次章を参照)

(3)コンクリート舗装

コンクリートは気温、湿度の変化などによって、絶え間なく伸縮を繰り返しています。それによって引き起こされる現象が「クラック」です。古い舗装によく見かける髪の毛のように細いひび割れのことで、これを極力抑えるために、伸縮目地を一定の範囲で設けていますが、それでもどうしても起こってしまいます。

2.白華現象(エフロレッセンス)

(1)白華とは

白華とは、モルタル中の水酸化カルシウムCa(OH)2が、浸入した雨水、雪、霜などに溶けて表面に移動し、空気中の二酸化炭素などと反応し、炭酸カルシウムCaCo3になる現象のことです。

(2)白華が発生しやすい条件

ブロックやレンガ、モルタルの表面部で集中的に蒸発が起きるときに発生します。夏場など気温が高い時期には、ブロックの温度も高くなって内部で蒸発が起こるため、白華はあまり発生しません。一般的には冬季で気温が低く、雨や雪、霜などによって湿度の高い場合や、梅雨時、秋の長雨のシーズンなど、雨が多く湿度の高い状態が続くときによく発生します。

残念ながら、現在この現象を完全に防止する方法は無いと言われています。しかし、万一白華が発生しても、製品・施工上の欠陥ではなく、耐久性が低下してしまう事はありません。

なお、白華は除去しなくても時間とともに、雨に流されて消えます。しかし、自然に白華が消えるまでの期間は、気象、環境条件によって異なりますが、2年以上かかることが多いです。

(3)白華になった場合の対処法
  • a. 打ち水をします(十分に水を吸収させてください)
  • b. 皮すぎ(目地部分ならばマイナスドライバー)で白華をそぎ落とし、残った部分は前もって水洗いをしてから、希釈酸(トイレ用洗剤)で洗い、その後十分に水で洗い流します。
  • c. 薄い白華の場合は、ナイロンブラシかワイヤーブラシで軽く押さえながら、2~3回こすり落としてください。その後は同じように希釈酸洗いをしてください。

3.コブルストーン(ステンシルクリート・スタンプクリート・リフォームクリート)のメンテナンス

コブルストーン(ステンシルクリート・スタンプクリート・リフォームクリート)は基本的にメンテナンス・フリーです。通常は、ほこりをまめに水で洗い流すだけで十分です。
雪が降った後や、カースペースで車のタイヤが泥を引っ張ってきたときなど、ポツポツと泥汚れがつくことがあります。また、プランターに水やりをした後、日当たりが悪い場所だと、目地にカビが生えることがあります。そんなときは、水洗いした後、デッキブラシに中性洗剤をつけて、拭いてください。

以上の手入れをしただけでシーラーが格段に長持ちします。シーラーの耐久年数は一般に5~7年です。
シーラーが磨耗しきったら、施工業者に連絡してください。

※ステンシルクリート

生コンクリート上に、タイルやレンガ模様の目地を載せ、カラーハーデナーを塗布して押さえ、目地を撤去します。その後、シーラーを塗布して仕上げます。一般のタイルでは難しい部分や円形模様も簡単できれいに仕上がり、割れや傷、そしてスリップの心配もありません。

※スタンプクリート

生コンクリート上に、カラーハーデナーとリリーサーの2色の粉を散布後、石模様のスタンプを押し、シーラーを塗布して仕上げます。施工性・デザイン性・耐磨耗性・退色性に優れ、カラーバリエーションも豊富です。

※リフォームクリート

既設土間コンクリート上に、目地を載せ、アクリル系の溶剤と色粉を混ぜたものを吹付し、仕上げにシーラーを塗布します。味気ないコンクリートが簡単にタイルやレンガ模様に仕上がり、ひび割れの補修・防止に役立ちます。その耐久性は各種試験で証明されております。比較的低コストで、デザイン性・施工性にも優れ、テラス・ベランダ・屋上の景観舗装、店舗のフロア等にも適しております。

エクステリア製品のメンテナンスと取り扱いについて

1.アルミ製品のメンテナンス

アルミはスチールなどと比べて、サビにも強く維持費のかからない素材です。
ただ、表面に付着した汚れを長期間放置しておくと腐食の原因になります。お手入れ方法としては、年に数回の水洗いと乾拭きだけで十分です。ただし、海岸近くでは、回数を増やしてください。

汚れが特に酷い場合、中性洗剤をつけた樹脂製のタワシ、または目の細かい紙ヤスリで軽くこすり、汚れやサビを取り除きます。
その後、水洗いし、乾拭きしてください。

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※注意
  • (1)お手入れには布やスポンジなどの柔らかい物を使用し、金属製ブラシ、金ベラ、スチールウール、目の粗い紙ヤスリは避けてください。
  • (2)小石、砂などが付着したまま表面を擦ると、傷がつきますから必ず予め取り除いてください。
  • (3)洗剤は、中性洗剤を必ず薄めてご使用ください。
  • (4)角や隅に洗剤が残らないようにしてください。放置しますと腐食の原因になります。

2.ステンレス製品のメンテナンス

ステンレスは、鉄やアルミより耐食性に優れたサビにくい素材ですが、使用条件や環境によっては汚れることもあります。起こりがちな原因の代表が「もらいサビ」です。
これらは、早い時期なら簡単に除去でき、きれいな表面状態に戻ります。
基本的には、水拭きの後、柔らかい布で乾拭きするだけで本来の光沢を保つことができます。定期的なメンテナンスを心掛けてください。

(1)手あかなどの汚れの場合。

スポンジまたは布に中性洗剤をつけてふき取ってください。
きれいに除去できない場合は、市販のステンレス用清掃薬液か有機溶剤(アルコール・ベンジン・アセトンなど)を使用してください。

(2)クリアラッカーが剥離した場合。

スポンジまたは布にテトラフィドフランやトリクレンなどの溶液をつけてふき取ってください。シンナーでも効果があります。

(3)鉄粉や潮風による点状のサビの場合。

スポンジまたは布に中性洗剤をつけてふきとってください。きれいに除去できない場合は、炭酸カルシウム(200メッシュ以下)や磨き粉(300メッシュ)で、擦ってください。市販のステンレス用清掃薬液も効果があります。

(4)黄褐色のサビが固着している場合。

硝酸の15%希釈液または市販のステンレス用清掃薬液でふき取ってください。

※注意:いずれの場合も、必ず十分に水拭きをして、薬品が後に残らないようにしてください。

3.木製品(ウッドデッキ等)のメンテナンス

木製品は、気候に合わせて呼吸を繰り返します(含水率の変化)から、ひび・割れ・そりが発生します。表面の塗装剤もはげてきます。

木製品には通常、耐候性に優れた木材保護塗料がすでに塗装してありますが、より長持ちさせるために1年に一度、再塗装をしてください。 再塗装には市販の木材保護塗料を購入して、ご自身で塗り替えるか、工務店に一任してください。

再塗装の手順は

  • 1.表面に付着した泥や汚れを水洗いして落とします。
  • 2.木材の表面がよく乾燥してから、木材保護材を刷毛で塗ってください。
  • 3.塗料が乾燥した後、重ね塗りをしますと、より効果的です。

※注意:塗膜を形成する塗料(ニス・ラッカー・スプレーなど)は絶対に使用しないでください。

4.ウリン製品のメンテナンス

ウリン材(アイアンウッド)は、インドネシア原産で、「鉄のように強い」ということからアイアンウッドと名づけられています。狂いや伸縮は殆ど無く、水に対する耐久性・相性は、世界随一の木です。また、耐久性ばかりでなく、対虫害性も非常に高く、防虫・防腐処理をせずに使用できます。

ウリン製品は、基本的にメンテナンス・フリーでお使い頂けます。ただし、施行直後は木の性質上、アクが流れ出し、コンクリート等に付着することがあります。環境にもよりますが、付着したアクは3~6ヶ月ほどで薄くなり、使用上問題はありません。

アクが気になる場合は、市販の塩素系(アルカリ性)漂白剤
(例:キッチンハイター等)で擦り、洗剤が残らないようきれいに水洗いをして除去してください。

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5.門扉・フェンスなどの取り扱い方

(1)門扉

門をむやみにゆらしたり、その上に乗ったりしないでください。(扉のバランスが悪くなり、開閉できなくなる恐れがあります)
打掛式のドアの場合、打掛をしたまま、扉を押さないでください。(内掛が折れてしまう場合があります)

(2)フェンス

門扉と同様の注意が当てはまりますが、それ以上に、プランターや布団など重いものをフェンスに掛けないでください。
(アルミ、鋳物、スチールのフェンスは材質が柔らかいため、変形する恐れがあります。)

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(3)照明などの電気製品

電気製品は支障が起きた場合、自分で修理をしたりせず、必ず施行業者または、電気業者に連絡を取って、修理してもらってください。

この情報について

こちらに記載されている情報は、施工されたお客様にアフターメンテナンスブックとしてお渡ししております。

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