年の瀬が迫り、植木の手入れは繁忙期。
事務所も現場も慌ただしい師走です。
そんな中、本日は職人数名が会社にて、
お正月アレンジ用の竹の準備を行っています。
青竹を細く割り、アレンジに使えるように加工していきます。
使うのはこの「竹割」という器具。
(そのまんまの名前ですね)
歯の数によって、出来あがりの太さと本数が変わります。
竹の切り口に当て、ハンマーで叩いた後、
根元に向かって引いていき、竹を割いていきます。
ここから先は力業!
ぐいっ、ぐいっと、力を入れながら後ろに下がっていきます。
必要な部分まで割けたら、戻って器具を外します。
(節にひっかかり、これもなかなか大変そうです)
このようにして準備した竹を使った昨年のアレンジがこちら。
このたびも、ホテル日航成田様、東京ベイ舞浜ホテル様 の
お正月アレンジをお任せいただくことになりました。
年末、12月27日ごろよりご覧いただける予定です。
ホテル様をお尋ねのお客様、
お時間がありましたら是非、間近でご覧ください。
先週末、成田山新勝寺で紅葉狩りをしてきました。
参道で「酒フェスティバル」という、
さまざまな酒蔵のお酒を試飲できるイベントが開催されておりまして、
美味しいお酒をいただいた後、ほろよい気分で散策です。
成田山は、たくさんのお客さんで賑わっていました。
これからお正月、節分にかけては、
賑わうどころじゃなく、大混雑になりますが……
遠出をしなくても、美しい風景は意外と身近にあるものですね。
境内の人だかりを覗いたら、猫さんたちが遊んでいました。
おみやげやさんをひやかしながら、
参道や境内をそぞろ歩いて、
楽しい秋のひとときを過ごしました。
皆様もぜひ、足を運んでみてください。
本年も香取市民文化祭に、佐原造園組合の作品が展示されています。
今年のタイトルは『洛北の里・憩いの庭』。
北山杉が主役となった、力強い和の趣の庭です。
北山杉は茶の湯とも縁深い樹木。茶室などの建築資材としても使われます。
向かって左側にはスナゴケ、右側にはスギゴケを使用。
白玉砂利を流れにみたてて敷きつめています。
ダイナミックなカーブは、日本列島特有の荒波に削られた岸のよう。
この地模様は親方のこだわりとのこと。
三層の塔が、伝統的な和の雰囲気を引き立てています。
毎年、香取市民文化祭にあわせて制作され、
「ふるさとフェスタさわら」開催日まで展示される、
佐原造園組合による作品。
お近くにお寄りの際は、ぜひ間近でご覧ください。
まだ11月ですが、今月に入った頃から、
年末年始に向け、お正月飾りの準備を始めています。
造園業は年末が繁忙期となります。
お庭の樹木をきれいにして年明けを迎えたい、
というお客様のご要望が多いため、
職人たちもいつも以上に忙しく動いています。
さらに、しめ縄や門松など、
お正月飾りもやらせていただいているため、
いつも年末は怒涛の忙しさ。
それを乗り切ると、お正月休みが待っています。
エクステリアなどの工事をご要望のお客様には、
着工まで長らくお待たせすることとなり、
たいへん申し訳ございません。
外構のご相談は、お時間に余裕をいただけますと幸いです。
お客さまの「夢のようなお庭」のご参考にしていただける、
新しいカタログ『EXTERIOR STYLE BOOK』ができました!
しっかり厚みがあり、見応えのある内容となっています。
中身をちらりとご紹介。
イメージをふくらませていただけるよう、
さまざまなタイプ別のお庭写真を掲載。
お手入れやエクステリアについてのTipsもあります。
暮らしに寄り添う、スタイルにこだわる……
それぞれのイメージをかたちにした様々な「ガーデン」の数々。
みなさまの「夢のお庭」プランニングのご参考に、是非お役立てください。
お庭をご検討中のお客さまに、カタログをお送りしています。
資料請求は こちら から、お気軽にどうぞ。
お問合わせを心よりお待ちしております。
咲き始めた彼岸花です
お彼岸が近くなってまいりました。
毎年この時期にきっちりと咲いてくれる彼岸花。
季節らしさが薄れている昨今でも、この花は変わりませんね。
この彼岸花、アルカロイド系の毒があるのですが、なんと食べることもできるそう。
飢饉などの食糧難のときには、水にさらして毒を抜き、食されていたんだとか。
とはいえ、毒が抜け切れていないと死に至ることもあるので、現代ではできるかぎり口にしない方がよさそうです。
ところで、この彼岸花、リコリスとも呼ばれます。
皆さんは、「リコリス菓子」や「リコリス飴」って聞いたことありますか?
外国の小説などにもたまに出てくるのですが、特にヨーロッパで食べられているというリコリス菓子っていうのはどういうものなんだろうと思い調べたところ、この彼岸花の「リコリス(Lycoris)」とは別、マメ科のスペインカンゾウを同じ名前の「リコリス(liquorice)」と呼ぶんだそうです。
カンゾウとはいわゆる漢方の「甘草」。古くから世界で薬草として使われてきました。
カンゾウのリコリスを使ったお菓子に、北欧の真っ黒なお菓子(飴?グミ?)、「サルミアッキ」があります。お土産にもらったことのある方もいるのでは?食べなれないとちょっと衝撃的な味がしますよね……。よく、「タイヤのゴムのよう」などと言われます。北欧では国民的なお菓子です。
サルミアッキはこんな感じのお菓子です。ひも状のものもあります。
彼岸花のほうのリコリスは、やっぱりめったに食べてはいけないようです。
食べてみないように気をつけてくださいね!
このたび、廣瀬造園のホームページが新しくなりました。
春先からリニューアルの計画が動き出していたのですが、
気づけばもう秋の気配……
計画中は更新が滞りまして、大変失礼いたしました。
フェイスブックを見てくださっているみなさま、
そして子犬販売「 G&D 」のホームページを
ご覧いただいているみなさま、
いつもありがとうございます。
リニューアルにあたり、
同じ千葉県の千葉市にあります、
株式会社ティーエスフォート様 にご尽力をいただきました。
心より、お礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
施工事例など、これから充実させていかなければ
いけない部分もたくさんあります。
みなさまにわかりやすく情報を発信していければと思います。
どうぞ今後ともよろしくおつきあいの程、
お願い申し上げます。
2月も後半となり、1年で一番寒い季節をむかえているはずなのですが、
千葉県北東部では、ときどき寒さのゆるむ日がみられるようになりました。
飛ばされそうなほどの強風の日もあり、
なかなか安定しないお天気ではありますが、
春はしっかりと近づいてきているようで、
事務所の近くに並ぶ河津桜がすこしずつ咲き始めています。
まだまだ本格的な春とはいきませんが、
くしゃみの回数もしっかり多くなっており、
たしかな季節の移ろいを感じる今日このごろです。
昨年中はひとかたならぬご愛顧を賜り、まことにありがとうございました。
社員一同、本年もお客様によろこんでいただけますよう、
いっそう精進してまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
去る1月5日、毎年恒例の新年会を、
ホテル日航成田様にて行いました。
毎年ロビーの竹アレンジをやらせていただいております。
こちらも恒例の、社員一同記念撮影!
こどもたちも一緒です。
伝統的な日本のお正月を表現したアレンジです!
外国の方にも喜んでいただけるよう、
和を感じさせる飾りを随所に盛り込んでいます。
今年は2階からもきれいにご覧いただけるよう、工夫をこらしました。