本年も香取市民文化祭に、佐原造園組合の作品が展示されています。
今年のタイトルは『洛北の里・憩いの庭』。
北山杉が主役となった、力強い和の趣の庭です。
北山杉は茶の湯とも縁深い樹木。茶室などの建築資材としても使われます。
向かって左側にはスナゴケ、右側にはスギゴケを使用。
白玉砂利を流れにみたてて敷きつめています。
ダイナミックなカーブは、日本列島特有の荒波に削られた岸のよう。
この地模様は親方のこだわりとのこと。
三層の塔が、伝統的な和の雰囲気を引き立てています。
毎年、香取市民文化祭にあわせて制作され、
「ふるさとフェスタさわら」開催日まで展示される、
佐原造園組合による作品。
お近くにお寄りの際は、ぜひ間近でご覧ください。